説明:ある物質m [g]の温度をT1 [K]からT2 [K]まで上昇させるのに必要な熱量Q [cal]は
(1)
で計算できます.なお,絶対温度T [K]はセルシウス温度 t [℃]との間に次の関係がある.
T = t + 273.15 (2)
これを式(1)に代入すると次の表現となる.
(3)
したがって,温度として絶対温度で定義されているが,形式的にはセルシウス温度を使って計算しても差し支えない.
Q:熱量 [ cal ] or [J],m:質量 [g] or [kg],c:比熱 [cal/(g・K)] or [J/(kg・K)],T1
, T2: 温度 [K] or [℃]
例題:ペットボトル500mlの水を10℃から100℃まで加熱した.このときの熱量を求めよ.水の比熱は1 cal/(g・K),比重は1g/mlとする.
解答:500 mlの水の質量は比重が1g/mlであることから500 ml×1g/ml =500g.
したがって,式(3)に各値を代入すると,
Q = 500 × 1 × (100 – 10) = 45000 [cal] = 45 [kcal] //